「柴崎友香さんの朗読&トーク@スタンダードブックストア心斎橋店」へ

金曜日は、2日連続のスタンダードブックストアで
芥川賞作家、柴崎友香さんの朗読&トークへ。

朗読は、発売したばかりの
「きょうのできごと、十年後」の一節を。

行定監督で映画化もされた「きょうのできごと」の
続編、10年後のお話です。




まだ入手できていなかったこの本。
言葉を目で追って「読む」よりも先に
作家本人の肉声で物語を耳で「聴く」、
とても贅沢な時間でした。

朗読は

先日、原宿でうかがった
佐野史郎さんとのトークイベントの記事でも書いたのだけど
今回も、柴崎さんの無邪気な欲望が
あちこちで垣間みれて。
電車のこと、エスカレーターのこと、
今注目している女優さんのこと…
などなど、興味のある様々を語る柴崎さん、
口調は淡々としながらも
目をキラキラさせて語る姿が素敵すぎました。

地元関西だから、大阪トークもたっぷりと。
「大阪人は、実はアピール下手」
(基本的に自虐ネタを語ってしまうからカッコつけられない)
などなど、スタンダードブックストア代表の中川さんと
語る関西人トークが、めっちゃおもしろかったです。

あと、トークのなかで言われていた
「私はけっこう受動的にやってきているんですよ〜」
という言葉が印象的で。

柴崎さんの言う
「受動的」の実質は

「文藝別冊」掲載のデビュー作
「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」を
会社員時代に依頼されて、即書き上げた、というエピソードを筆頭に

「○○書いてください」→「はい、やります」

って、
口だけじゃなくて
確実に作品で応えていかれた、
それを重ねてこられた、、ということなんですよね。

そこには、
受け身という言葉とセットにされがちな依存心のカケラもないのだ。

サインもいただきました〜