【読書】味見はるあき/木村衣有子

先日の本棚整理で見つけた
文筆家、木村衣有子さんのリトルプレス「味見はるあき」。
2010年に東京のcook coopで買ったもの。
4年ぶりに読み返してみました。


実を言うと、
当時の私はこちらを読んで、
あまりに正直な語り口が苦手というか、読んでいて辛かったのです。

でも、今回は
その正直な語り口がむしろ爽快で、全編とても楽しかった。
まったく違う感想を自分が持てたことが、嬉しかった。

当時の私は、
とにかく何をするにしても人の目が気になって
自分に自信がなくて、自分を人前にさらけ出すことが怖かった。
だから、木村さんのこの文章がまぶしかったのでしょう。

その後、病気療養で人生をちょっと休んでから
人の目とかどうでもいいや、好きにやろうと思うようになりました。
私は結局かっこつけたかったんだ。そして、依存的だったのだ。

今も時に、そんな昔の自分が
顔を出してしまう瞬間があるけど
だいぶ強くなったと思います。

私はあまり同じ本を読み返す習慣があまりないのだけど
昔読んだ本をもう一度読むの、いいですね。
アルバムを開いたような気持ちになりました。

サイン本でした