遠くへ、遠くへと羽ばたくこと/ジャイロキネシスから人生を考えてみた

昨日の記事、ジャイロキネシスの続き。

全身あらゆる部分をダイナミックに
ひねったりのばしたり、くねらせたりする
ジャイロキネシス。

先生は、いつも
手の先を、足の先を、
「遠くへ、遠くへ」
と言うのです。

それを聞いて私は
ぐぐっと力を入れて
末端を遠くに押し出すようにしていたんだけど

「違う、違うよ」
って。

そのやり方だと
逆に体の内側の方へ引っぱり戻す力になって
遠くには行けてないから。と。

そうじゃなくて、
できるだけ体全体に力を入れずに
末端を先へ先へとすーっとまっすぐ引き延ばす感じ。

そのとき、肩や腕にムダな力が入っていたら
動きがそこで遮断されてしまうから遠くへは伸ばせない。

鳥がなめらかに翼を広げてはばたくように
「これでいいの」って驚くほどに力を抜いて動かす。

これがね、
なんだか人生そのものと繋がっているような気がして
とてもおもしろかったのです。

ぐぐっと力をためることも必要だけど
遠くへと飛ぶときって
ふわっと風に飛び乗るように進めた時かもしれない。


何かをやりたいと願い、それが実現するときというのは、不思議なくらい他人が気にならない。意識のなかから他人という概念がそっくりそのまま抜け落ちて、あとはもう、自分しかいない。自分が何をやりたいかしかない。
(中略)
それはなんだか、隅々まで陽にさらされた広大な野っぱらにいるような、すがすがしくも心細い、小便を漏らしてしまいそうな心持ちなのだ。

という一節があって、
そこがすごく好きなのだけど
遠くへ飛べるときは無駄な力(他人の目におびえたり)が
入っていないとき、
なのかもしれないなあって思いました。

からだは、からだの使い方は、かくも奥深いのですね。
ほんとうに、おもしろい。