私が、4年断ったステロイド薬をまた使い始めた経緯(2)

 

アトピー治療でステロイドを4年やめたけれど

やっぱり再開した話。前回はこちらです。

ステロイドをやめたのは、

炎症が出ても自分の治癒力、免疫の力で

症状を落ち着けられる体になりたかったから。

 

症状が出るたびに薬で抑えないといけない状態に

疑問を持ったから。

それで最初はあまり深く考えず気軽に薬をやめてみた。

 

特に、ステロイドって

いろんな副作用が取り沙汰されるから

止められるものなら止めたかった。

 

薬やめて「脱ステロイド」すると

出た症状を抑えないから

どんどん炎症が広がって

休職せざるをえなくなった。

 

たしかに。

 

休職して実家に帰って

仕事も家事もせず、

栄養バランスのいいごはんも作ってもらい

ストレスフリーで治療に専念したときは・・・

徐々に良くなっていった。

薬もなくても大丈夫になった。

(1年のなかでも調子のいい夏だったから余計に)

 

だけど

半年後、仕事に復帰したら

そううまくはいかなくて。

 

もちろん自分なりに

生活習慣とか栄養面とか気をつけたつもりだったけど

やっぱり季節の変わり目にはしっかり悪化。

ステロイド以外のあらゆる治療法を

ネットで調べては試す、その繰り返し。

同じような境遇の脱ステロイドがテーマのブログも

かなりいろいろ読んだな〜

 

そういう治療は基本、保険外診療だから

かなりお金がかかる。

 

今考えると信じられないけど

漢方成分配合の軟膏、液体薬、飲み薬などを処方してもらって

1回あたり総額3万5千円(診察代含む)、とか。

よくなりたくて必死だったから。

(ちなみにこれも最初は効いたけど

徐々に効かなくなった。体が慣れるのか?)

 

で、

ステロイド4年目の冬に思ったのだ。

 

ある週末、症状がつらくて朝からずっとベッドの中にいて

「あれ、おかしいぞ?」

なんのためにこんなに我慢してるんだろう?って。

 

当時の私の毎日は、

「薬無しで症状を抑えること」

を中心に回っていた。

 仕事もプライベートも

そのためにセーブせざるをえない状態。

 

ステロイド薬をやめた時は

割と気軽な気持ちだったのに、

いつのまにかそこに執着して

それ自体が目的になっていた。 

 

自分の治癒力を高めたいと思ったのは

それ自体が目的じゃなく

そうすればもっと仕事やプライベートを

充実させられるはずと思ったからに違いなくて

なのに、そのゴールなんて忘れてた。

 

 

いつのまにか「負けられない戦い」みたいになっていた。

でも、その勝負から降りることにした。

決めたら早かった。週明けの月曜には医者へ。

帰り道の乗り換え駅のホームの端で、

誰もいない場所で、薬を絶った4年が思い出されて泣けた。 

 

そして、使い始めると本当に体が楽になったのだ。

 

だから、今は

症状が出たときにはステロイド薬を使いつつ

気に入った代替医療もうまく取り入れながら

自分が快適だなと思える暮らし方を探る日々。

仕事もプライベートも前より楽しめている。

 

ストレスフリーな生活なら大丈夫だったのだから、

薬を使ってまで手に入れたい「日々」って何?

って言われるかもしれないけど、

その優先順位は誰に口出されるものでもなく

自分が決めたことで。

 

仙人みたいな生活を送れば薬はいらない?

でも、きっと今の自分はその生活がストレスになりそうだ。

 

あと1回かな、、続きます。

 

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上海の街路樹。街と同じく生命力にあふれている。